イラン

イランの旅 (13) 巨大バザールのタブリーズ

中東最大のバザールがあるというタブリーズに
長距離バスで到着。
なかなか腰が痛くなる距離でした。

到着した私達の最初の課題は
宿をどこにするかということ。

地球の歩き方や、ネットをみて
最初にいったホステルがこちら。

「ゲストハウスマシュハド」

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1泊ツイン1部屋 80万リアル(約2600円)。安いね!
いいじゃん!と通された部屋は
こちら・・・・

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清潔だ。清潔なんだけど、なんだろう、このちょっと
殺風景な感じ。
見たことないけどクリミア野戦病院的な・・?

「ミホ・・・ねえ・・・
ちょーっと他のところも見ない??」とワタシ。

ミホは

「えー?私ここでいいよー。安いしさー」

私達はクリミアにいることになった。

管理人のおっさんは、すっごい無愛想なんだけど
とてもやさしく、そしてよく働く。

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私たちが廊下にある共同シャワーを浴びようとすると

すぐさま飛んできて

「お前らーー。絶対に、スカーフかぶれよ!」
とゆってくる。

 

「分かってるよーーぉ」

と私たち。

ただ、ちょっと気をぬくと

「あ、忘れたー。てへ」

になるので

 

おっちゃんはずっと廊下の監視カメラで

私たちを監視w

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ミホにいたっては

「ねー、いいこと発明したで。

ほら!」

 

といって、髪の毛にバスタオルをぐるぐるまきにして

シャワー(外)にいく。

れって、いいのか?

むしろ、それ、色っぽくないか?

完全な湯上がりじゃないのか????

そして用務員のおじさんだけでなく

隣の部屋のおじさんたちも
「おまえら、ちゃんとスカーフ巻けよ!」と
ドア越しにいわれる。

優しいんだかおせっかいなんだか
めんどうだ(笑

///ところでこの旅はラマダンにあたってしまったせいもあるんだけど
なんせイランの食事は・・・めっちゃ単調。

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朝食。パンと卵。

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紙のように薄い! (そして案外美味しいです)

 

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お昼。パンとトマトスープと玉ねぎ。

 

・・・おんなじすぎるやろ。

素材、おんなじすぎるやろ・・・。

 

これ、短期の旅だからいいけど
住むにはきついなあ・・・


マシュハドの街並み。


パン屋さんがあり


とても美味しそうです。


どこの国も同じですが御曹司(この町ではパン屋さんの息子)
はちょっとぽっちゃりしていて、そして余裕があるのか明るいです。

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ちなみに夜、やることなくてぶらぶらして
空いている店を探していたら
地元民が教えてくれたチャイハネに行くことに。

迷いに迷って到着したら
男性のサロン状態になっていた。

店内は食事を終えたおじさん達がやってきて
水タバコをプカプカ。

どうもタブリーズではこの時間に
女性が歩いているのをみたことがなく、、、

おじさん達からは
「なんでここに?」という顔で見られました。

そして、おっちゃん達の水タバコ風景を見ていたら

物欲しげに見えたのか


おじさん達がパンとチーズくれました。優しい!
が、もうパンとチーズはええねんけどね。。。。

 

イランはどこもそうなのですが
夜間でも全然、歩くのが怖くない。

街の人みんなで治安を見てるよ、レベルな。
いや、違うな。
街の人みんながお互いを支え合ってるくらいなレベルな。

そんな雰囲気を感じました。

イランは私が今まで行った海外の中で
治安がいい国、ベスト3に、入ります。

今、なんだかとても大変なことになっていますが
治安が落ち着いたら是非是非、行って見ていただきたい都市であります♪

ねねやんの世界もぐもぐ滞在記

ABOUT ME
ねねやん
旅バカねねやんです。三度の飯も旅も好き。大学時代からバックパッカーデビューし、何十年うろうろしています。新しい土地、文化、異なる言語や習慣の人々に出会うのが大好き。生来の忘れん坊で、旅行に行った後に記憶を80%ほど無くしますw 都合のいい健忘症を発症してしまうため老後の楽しみ用、自分の忘れんぼ用、そして誰かの参考になったらいいなぐらいに書いています。炭水化物と甘いものがすき