中国

中国貴陽3/肇興村とトン族

貴陽から目指した次なる目的地は
「肇興(ちょうこう)」村です。

少数民族の村をみたい!と思っていた私たち。
貴州は人口の37%ほどを少数民族が占めている
そうで、ミャオ族、プイ族、トン族…など
その文化、伝統のバラエティさに惹かれました。

ます最初に侗(トン)族の村・肇興へ。
中国で最も大きく、最も長い歴史のあるトン族の
村で約800世帯があるのだそう。


こんな衣装 着ているんだって。かわいいー

貴陽北駅ー従江(1時間30分)高鉄
従江駅ー肇興(バス)
という経路で行きます。


貴陽北駅ー従江まで107元(約2000円)


高鉄の駅からバスに乗り換えー♪


到着をすると
村の入村料(100元)を支払います。これはちょっと
ディズニーっぽいな。

まるで映画の世界!侗(トン)族の村 肇興

村に入ると・・・
まるで映画のセットのような風景ではないですか?

もうボキャブラリーがないので、綺麗としか言いようが
ないのですが、綺麗・・・・



なんてしっくりした町なんでしょう!

もちろん観光用に整備はされているのですが
路地や日常生活がすぐそばにあり、
なおかつ、いい意味で 観光客をほっておいてくれる
雰囲気が大好きです。

物売りも全くない。
よくある「日本人ーこれヤスイー!」などもない。

座っていても 全く無視。(いい意味で)
なんて素敵なんだろう。ありがとう。村人。

そしてこのトン族の皆さんはとても器用。
木造建築技術が素晴らしく
木造高床式住居に親子数世代で済むんだとか。

特徴的なのは鼓楼というもので 釘を使わずに杉材で建て、集会場や祭りの場として使われるものだそうです。

この村には5つあるのだそう。

ここに村人たちが集まっておしゃべりしたり、会合したり。Open Airの公民館ですね。


これ、風雨橋というものだそうです。これもええなー。

そしてみんなフリーダムだな。


私たちが今回泊まったのは

「侗泉時光精品客棧 Donguan Time Travellers Inn」
村の入り口付近にあり、田園も見渡せて素敵なところ。

2人で188元(約3300円)
窓からは田園

すごいいいところやーん♪

トン族の誇り

ちょっと村をうろついてみると
トン族の博物館があり、入ってみました。


トン族の藍染や、衣装、装飾品などが飾られています。

今でこそ道路が通っているから 時間がかかると行っても
しれてるんだけども、昔はどれだけ山奥だったか。
そしてこれだけのものが受け継がれていたんだなと
思うと、胸が熱くなるなあ。

展示のポートレートから

 

展示ポートレート

美しすぎるでしょうよ。なんて造形美。
木造建築といい、銀細工といい、素晴らしい!!


街角のフォルムもどきっとします。


なんなの。ちょっと。どれだけセンスいいのよっ!
カーブの向こうに見える景色!

夜ごはんは、散歩している時にタニシを見つけて
どうしても食べたくなりオーダーしました。



タニシが意外とジャリジャリしていて(そんなもんらしい)
あまり好みではないことを発見。

しかし、いつだって中華の野菜は 最高に美味しい!

さて食後。この村では毎日 部族の歌と踊りのショーが開催されています。

なんと無料!

村人がローテーションで回しているのだとか。



私は人と文化が大好きなので、こんな機会があったら
喜んで見に行っているのですが
きっと日本に来る外国人の人もそうなんだろうなあ。

無料のショーとはいえど、お金が取れるレベルの
内容でした。

夜のアクティビティがあるのはとても素敵だと思うのです。わが町でも真似したいなあと思った夜です。

観光と日常がとてもいいバランスで保たれている
村だと感じました。

 

 

 

ABOUT ME
ねねやん
旅バカねねやんです。三度の飯も旅も好き。大学時代からバックパッカーデビューし、何十年うろうろしています。新しい土地、文化、異なる言語や習慣の人々に出会うのが大好き。生来の忘れん坊で、旅行に行った後に記憶を80%ほど無くしますw 都合のいい健忘症を発症してしまうため老後の楽しみ用、自分の忘れんぼ用、そして誰かの参考になったらいいなぐらいに書いています。炭水化物と甘いものがすき