アジア

高所恐怖症には辛いのか、楽しめるのか。今更シンガポール

私がまだ20代OLだった1990年代。
海外旅行、それもパッケージツアー全盛期だったときは
シンガポールといえば海外旅行パッケージツアーの代名詞のような
場所だった。

当時のシンガポールの雑誌の切り抜きか何か。

シンガポールには思い入れがたくさんある。

最初に行ったのは1992年くらいだったか。
オーキッドロードから1駅のニュートンってところにある
ゲストハウスに雑魚寝で止まりつつも
どうしてもブランドもののカバンが欲しくて
MCMを買いに行った気がする。(なぜヴィトンを買わなかったんだろうw)

そしてその次はシンガポール人の友人の結婚式。
ホテルオークラで結婚式だったので
振袖を日本から持って行って、
マンゴスチンクラブっていう情報誌で見つけた
在シンガポールでできる着付け屋さんに行って着付けをしてもらい
チャイナドレスの面々の中、参列したのも思い出。

もちろん都会だったけど、のほほーん、とした空気があった。
緑。ゴミ落ちてない。清潔なノホホンタウン。

そしてそんなシンガポールに何十年ぶりに訪れて
度肝を抜かれた!
なんじゃ、この発展ぶりは! いつの間にこんなに風景が高く高くなったんだ!

ガーデンズバイザベイ がすごい!(素敵高所スポット1)

ずっと来たかったんですよ。よくパンフレットでも見てました。
スーパーツリーグローブっていうんですか?めっちゃライトアップが綺麗そうで。
実際来て見て驚いた。すごいぞ。これは来なくちゃ!

「ガーデンバイザベイ」(入場料30シンガポールドル)

[pz-linkcard-auto-replace url="https://www.gardensbythebay.com.sg/en/attractions/supertree-grove-observatory-ocbc-skyway/supertree-grove.html"]

昼間はツリーの間に渡された渡り廊下ならぬ渡橋?を歩けるのですが
高所恐怖症の私としては厳しくて。

友人が絶対に写真を撮って欲しいのはわかってるんだけれど
「ご・・・・ごめん!ツリーの根元なら写真撮れるけど
途中は、む、無理!誰か違うひとに頼んでー!!!」
と景色も見ずに、走って橋を渡り
ゼエゼエ言いながら木の麓へ。(←入場料勿体無いw)

ああ、怖い。

でもこんな発想ができるって本当にすごい。

ちなみにツリーの近影はこんなです。
(建築の人は興味ありますか?)

そして夜。
待ってました!!!

芝生で寝転がってみようよ!
と早くから芝生でゴロンと寝転がり、ショーを待ちます。
すると音楽とともにツリーが一斉に点灯!
音楽とともにどんどんと色が変わっていきます!




綺麗ー!!!(実物はもっと綺麗です!)

時間が決まっていて1日のうち何度かやっているみたいです。
(ちょっと忘れました)

これが無料で見れるなんて(もちろん入場料は払っているのですが)
すごいなあ。
そしてこの莫大な予算をどーんとつぎ込んで
ちゃっかり回収するシンガポール政府ってすごいなあ。

よく、自由のふりした独裁国家と言われているけど、確かに、と思う。
いろんなルールも厳しいし実際に住んでいる人からすると
おいおい、っていうぐらいなことも多いという。でも、だからこそ
この小さい面積の国土にこれだけの観光客を呼べるんだよね。

マーライオンを作って
そんなに大したこともないマーライオンに
巨額な広告費を使って
シンガポール=マーライオン
のイメージを1990年代に植え付けたあの手腕は今も健在。
もうシンガポールのイメージは、このグローブツリーとマリーナベイサンズだよ。

↑ それにしてもすごいなw

夜はグローブツリーの上にあるBarに登って見ました。
登るだけで2000円くらいかかりますが、いいのです。
1ドリンク付いてますし。席料なのです。
@ super tree by IndoChine (高所スポット2)
(*なんとコロナのせいでしょうか。閉店だそうです…があああん)

でも、、、、ものの5分もしないうちに高所恐怖症が出て来てしまい
風が吹いたらちょっと揺れるこの建物に恐れおののき
友人に「ねえ、もうそろそろ、降りようヨォ」とねだったのは私ですw

でもそうでなければ、本当に価値のあるスポットでした。
日本じゃあ、まず無理だね。(いろんな安全面対策とか言われて
やる前からできないパターンのやつ)

マリーナベイサンズもすごい!(高所スポット②)

シンガポールといえばマリーナベイサンズ!
みんな形状をもうご存知だと思うので
下から撮ってみました。
迫力あるなあ・・・つくづく建築の人と土木の人、すごいや。

案の定、ホテルは高すぎて私たちの懐具合ではtoo much!
だったのですが、ここまできたら試しておかなくては
いけないでしょう!!!!と
登りにだけ行って見ました。
あの舟形の先っぽには有料の展望台と、有料のbarがあるのです。

Ce La vieというRooftop Barです。

激混みです。
入場料が 22シンガポールドル。1800円くらい。
加えてシンガポールスリングが23ドル+10パーセントサービス2.3ドル
+なんかのtax 1.77=27ドル。2200円ぐらい。
上に上がって、1ドリンク飲むだけで4000円ですよ。たっか!(笑)

でも、まあ、場所代だから。経験だから・・・という
いわゆる私たちのような客でいっぱい。
席取り合戦です。「端っこで景色が見える」席の取り合いです。

クソ高い定番のシンガポールスリングを頼み
夕焼けを楽しみます。

それにしても、やっぱり、こええ。
この建物がぽきっと行ったらどうしよう。。。。

そんなことを思いつつ、
シンガポールの高所魅力スポットを訪れました。

高所恐怖症でない友人はめちゃくちゃ楽しんでました。
皆さんも是非に!

ABOUT ME
ねねやん
旅バカねねやんです。三度の飯も旅も好き。大学時代からバックパッカーデビューし、何十年うろうろしています。新しい土地、文化、異なる言語や習慣の人々に出会うのが大好き。生来の忘れん坊で、旅行に行った後に記憶を80%ほど無くしますw 都合のいい健忘症を発症してしまうため老後の楽しみ用、自分の忘れんぼ用、そして誰かの参考になったらいいなぐらいに書いています。炭水化物と甘いものがすき