アジア

シーギリヤロックで王様の栄華を思う

シーギリヤ2日目。もちろんシーギリヤロック。
スリランカの観光地 一丁目一番地です。

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1982年に世界文化遺産に登録されたシーギリヤロック。

いつか行きたいなあと思いつつ
「階段を登るのが嫌」「高所恐怖症」な私は、いったとしても登ることはないかな!
ぐらいに思っていました。

… きてしまいましたw

スリランカの中央部のジャングルにある巨大な一枚岩。
シーギリヤロックの高さは200m.   標高は370m
階段は1200段あるそうです。

普段の生活で3Fより上に上がる場合は絶対にエレベーターをつかうような膝弱者の私。
ちょっとドキドキしてきました。・・・

 

シーギリヤとはスリランカの言葉で「ライオン」という意味。
5世紀頃、父王を殺して王位についたカーシャパ王が、弟の報復を恐れて山の上に
宮殿をたてたのだそうです。

うおーーーー きーたーぞーーー

実は私たちがいったときのシーギリヤは雨が降ることが多くて、毎朝「・・・いけるのか?」と不安になっていた。晴れたとしても霧がでていたらシーギリヤにいっても景色がみえないので意味がない。でもやっと晴れてくれた。

入場料は35USD.

シーギリヤロックの周辺はとてもよく整備をされています。
ふと、横をみると大きな鳥がいて、でっかい猿がいて、犬がいて、本当に自然と近い国だなあと感じる。ちなみに周りの堀にはワニがいるのだとか。
内堀は深さ1mぐらいで、元々はワニは外敵避けのために飼っていたものだそう。

シーギリヤの王様のあれやこれやが!

さて、ガイドをしてくださったニッサンカさんのおかげで、めちゃくちゃ面白かったのですよ。

岩の上に登っていくのだけれど、階段が綺麗に整備されています。
この階段はその昔からあるもので、他の石とはちょっと色が違うんです。白い石で
できていて、なぜか。

それは「夜に光るから」

ああ、夜に登る人がいるから王様、気が利くじゃないか!と思ったら・・・・

王様のカゴのためw

だそうです・・・

王様はエライので、自分では階段を歩いて登らない。
つまり、日本にもあったような
王様のカゴみたいなものにのってエッサホイサと運ばれるそうです。

そのときにカゴを持っている人たちが踏み外さないように・・・・
えええーーーー(笑)自分で登ろうよ!(ってかいやだよな・・・)

 


平民なので自分たちで登りますw


こんな急勾配、シニアの私は登れるのだろうか・・・と冷や汗がでていたのですが、
ニッサンカさんがおばあちゃんの手を引くようにつれていってくれたので無問題!
ありがたやー。本当に結構な観光客の人数が上がるので、ちょっとドキドキしてしまいます。

むしろ途中にいた猿に飛びかかられるのではないかとおもってドキドキしていました。


天空の城の頂上までいくと、そんなに高い感じはしなくて
ひろいので怖くない!

宮殿は岩の上にあり、乾季、冬季で岩の上か下か、で
暮らしていたそうな。

グリーンが広がっている!
畑かな・・・とおもったら

王様がかこっていた500人くらいの女官のおうち、
女官のプール、女官が踊りを披露するステージだったんだそう。

王様・・・・やっぱり権力者ですなww
ダンシングホール、花のガーデン、水浴びプール・・・・
王様…やりたい放題ですな!

ちなみに王様の椅子、というのがあり、その上には水捌けを考えた樋(とゆ)があり
同時にその水が通るから王様の座るところが涼しくなるような仕掛けもあったらしい。

様々な技巧も素晴らしく、どうやってこんな巨大な岩や石を、道具がそんなに現代のように
ない時代にやっていたのか不思議になる。
ちなみに「巨石の破り方」は
①巨石に一直線の割れ目をいれる
②そこに硬い木(くさび的なもの)を打ち込む
③油をつけて火で燃やす

カンカンに火であたためた後に、水で冷やす

そしたら割れるんですって! 賢いなあーーー


おー!いい眺め!

絶景を堪能した後、途中にあるシーギリヤレディをみました。

ピドゥンガラ寺院/ もうひとつの絶景

シギリヤロックからすぐ近くにあるピドゥランガラ石窟寺院にもいくことになりましたw

本当は前情報として「普段運動していない人はいかないほうがいい」と聞いていました。
なので、最初から2000%, 行く気はなかったのです。無理しても怪我するだけだと。
シニアの旅は「無理しない」がキーワードです。

なので、友人2人が前日にいってたんですが
「あれはぜーったいいったほうがええ」
「私たちはもう一度いってもいいぐらい素晴らしかった」と。

まじか・・まじか????

ということで意を決していくことに。


途中の写真がまったくないんですけども、
まあまあなだらかな登山道を上り、途中で涅槃像がでてきて


ちょっと楽勝やったやん、と思った矢先にハードパートがでてきました。

岩と岩の間をよじ登っていく・・・的な岩のぼり的要素が満載で
(ああ、ハイキングシューズはいてきてよかった・・・と実感)
友達に「あそこの岩をもって!」「そこに足かけて」といろいろと声援をおくってもらい
到達することができました!

友人ありがとう!私ひとりだったら、絶対に、絶対に登ってなかった。


めっちゃきれいやーん。

ジャングルの中にシーギリヤロックがあるのが、よくわかります。


ワンコがいて、猿の襲撃から守ってくれているねん

きれいなー!!!

体力さえゆるせば、これは絶対きたほうがいいところ。シーギリヤロックよりちょっときれいかも!


おまけ:友達とシーギリヤロックのみえる岩見荘で朝食の図。

 

 

ABOUT ME
ねねやん
旅バカねねやんです。三度の飯も旅も好き。大学時代からバックパッカーデビューし、何十年うろうろしています。新しい土地、文化、異なる言語や習慣の人々に出会うのが大好き。生来の忘れん坊で、旅行に行った後に記憶を80%ほど無くしますw 都合のいい健忘症を発症してしまうため老後の楽しみ用、自分の忘れんぼ用、そして誰かの参考になったらいいなぐらいに書いています。炭水化物と甘いものがすき