貴陽から目指した次なる目的地は
「肇興(ちょうこう)」村です。
少数民族の村をみたい!と思っていた私たち。
貴州は人口の37%ほどを少数民族が占めている
そうで、ミャオ族、プイ族、トン族…など
その文化、伝統のバラエティさに惹かれました。
ます最初に侗(トン)族の村・肇興へ。
中国で最も大きく、最も長い歴史のあるトン族の
村で約800世帯があるのだそう。
こんな衣装 着ているんだって。かわいいー
貴陽北駅ー従江(1時間30分)高鉄
従江駅ー肇興(バス)
という経路で行きます。
貴陽北駅ー従江まで107元(約2000円)
高鉄の駅からバスに乗り換えー♪
到着をすると
村の入村料(100元)を支払います。これはちょっと
ディズニーっぽいな。
まるで映画の世界!侗(トン)族の村 肇興
![](https://i0.wp.com/crazykyoko.com/wp-content/uploads/2020/04/DSC00800.jpg?resize=500%2C375&ssl=1)
村に入ると・・・
まるで映画のセットのような風景ではないですか?
もうボキャブラリーがないので、綺麗としか言いようが
ないのですが、綺麗・・・・
なんてしっくりした町なんでしょう!
もちろん観光用に整備はされているのですが
路地や日常生活がすぐそばにあり、
なおかつ、いい意味で 観光客をほっておいてくれる
雰囲気が大好きです。
物売りも全くない。
よくある「日本人ーこれヤスイー!」などもない。
座っていても 全く無視。(いい意味で)
なんて素敵なんだろう。ありがとう。村人。
![](https://i0.wp.com/crazykyoko.com/wp-content/uploads/2020/04/DAY3肇興街並6.jpg?resize=500%2C375&ssl=1)
そしてこのトン族の皆さんはとても器用。
木造建築技術が素晴らしく
木造高床式住居に親子数世代で済むんだとか。
特徴的なのは鼓楼というもので 釘を使わずに杉材で建て、集会場や祭りの場として使われるものだそうです。
この村には5つあるのだそう。
ここに村人たちが集まっておしゃべりしたり、会合したり。Open Airの公民館ですね。
これ、風雨橋というものだそうです。これもええなー。
そしてみんなフリーダムだな。
私たちが今回泊まったのは
「侗泉時光精品客棧 Donguan Time Travellers Inn」
村の入り口付近にあり、田園も見渡せて素敵なところ。
![](https://i0.wp.com/crazykyoko.com/wp-content/uploads/2020/04/DAY3肇興犬4.jpg?resize=500%2C667&ssl=1)
2人で188元(約3300円)
窓からは田園
すごいいいところやーん♪
トン族の誇り
ちょっと村をうろついてみると
トン族の博物館があり、入ってみました。
![](https://i0.wp.com/crazykyoko.com/wp-content/uploads/2020/04/IMG_8468.jpg?resize=500%2C375&ssl=1)
トン族の藍染や、衣装、装飾品などが飾られています。
![](https://i0.wp.com/crazykyoko.com/wp-content/uploads/2020/04/IMG_8477.jpg?resize=500%2C375&ssl=1)
今でこそ道路が通っているから 時間がかかると行っても
しれてるんだけども、昔はどれだけ山奥だったか。
そしてこれだけのものが受け継がれていたんだなと
思うと、胸が熱くなるなあ。
![](https://i0.wp.com/crazykyoko.com/wp-content/uploads/2020/04/IMG_8488.jpg?resize=500%2C667&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/crazykyoko.com/wp-content/uploads/2020/04/IMG_8487.jpg?resize=500%2C375&ssl=1)
美しすぎるでしょうよ。なんて造形美。
木造建築といい、銀細工といい、素晴らしい!!
街角のフォルムもどきっとします。
なんなの。ちょっと。どれだけセンスいいのよっ!
カーブの向こうに見える景色!
夜ごはんは、散歩している時にタニシを見つけて
どうしても食べたくなりオーダーしました。
タニシが意外とジャリジャリしていて(そんなもんらしい)
あまり好みではないことを発見。
しかし、いつだって中華の野菜は 最高に美味しい!
さて食後。この村では毎日 部族の歌と踊りのショーが開催されています。
なんと無料!
村人がローテーションで回しているのだとか。
私は人と文化が大好きなので、こんな機会があったら
喜んで見に行っているのですが
きっと日本に来る外国人の人もそうなんだろうなあ。
無料のショーとはいえど、お金が取れるレベルの
内容でした。
夜のアクティビティがあるのはとても素敵だと思うのです。わが町でも真似したいなあと思った夜です。
観光と日常がとてもいいバランスで保たれている
村だと感じました。