アフリカ

マリ共和国 8 モプティからトンブクトゥ

黄金の都市・トンブクトゥへ。

今日は目的地の1つ。黄金都市として有名なトンブクトゥへ。ドライバーは、マンディくん。目がきらきらした男の子。日産のパトロールという車で登場した。

BGMは、ボブマーリィと、Tiken Jah Fakory!めっちゃいい感じ!この時から私はレゲエの神様、Tiken Jahが大好きになりました。

もちろん、ヤマおっちゃんはノリノリで、ゆさゆさ!

道中、朝食を食べた。

マリでの初屋台!うれしい!

珈琲とパンを頼むがめっちゃパサパサ。

マリのじいさんが肉煮込みを食べていて、うまそーなだな、とおもっていたら、ヤマさんがかってくれた。

うまい!!!

ここで、大韓航空の機内食でパクってきたコチュジャンをつけてたべる。

これまたウマい!

マリのおじいにも、コチュジャンをあげた。うまいという。よかった!

お腹もふくれたので、また目的地に向かってレッツゴー。

 

しかし、それにしても道がわるい。
幹線道路なのにでこぼこ道で、車がイカれしてまうのも
わかるなあ。

マンディもそれはよくわかっていて、幹線道路の横をちゃんとはしっている。運転うまいなあ。でも途中、ヤラれた車をみかける。計5台。おそるべし!マリ道路!

聞いた話によると、この道があまりにもひどいのでミッテラン大統領夫人が多額の寄付をしたんだそうだ。

だが、やっぱり汚職によって使われてしまい道にはまったくお金が廻ってこなかったんだそうだ。ひどい話やでーーー。

ちなみに7時にモプティを出発して
ニジェール川の船渡しにきたのが1時ぐらい。

ここで渡し舟をまつ。

1時間。 この国ってすごいなあ・・・
(いらいらしても仕方がないんだろうなあ・・・)

で。渡し船には、すごくかっこいいトアレグ族の兄さまたちがいた。
モデルのようで、目はするどくて遊牧族のトアレグの特徴がよくわかった。
人種がまるで、ちがうようだ。(実際ちがってたw)

そしてトンブクトゥはトレアグ族の街だった。

トンブクトゥの郊外には緑があり。人間は緑のあるところに都をつくろうのかな、と感じたのだけれど

実際、トンブクトゥにはいるとすっごく埃っぽかった。

砂漠がちかいせいか、砂が町をまっているのだ。

トンブクトゥはサハラ沙漠の南であり、ニジェール側の北でもあり、いわゆる交易都市だ。塩や金の交易だけでなく、宗教都市としても発展したよう。

 

世界遺産の街でもある、イスラム世界のオアシスだった
トンブクトゥには、3つのモスクが残っている。
日干し煉瓦と木で作られたモスクで、14世紀から15世紀にかけては
礼拝所として使われ、またその後イスラム学者の拠点にもなったそうだ。


昔は交易都市だったトンブクトゥも、その交易箇所が海岸沿いに移ったこと、
そしてサハラ沙漠が近いことで砂によるモスクの侵食が激しいこと、
そしてマリ国内での武力衝突が激しくこの近辺で行われていることから
危機遺産リストに入っているそう。

これは2006年に訪れた私でも感じたこと。
部族が変わったのがはっきりとわかったし、空気感がピリッとしていたんですよね。

訪問して以後もマリの武力衝突は激しさを増すばかり。
あの時に出会った優しい皆さんが無事でありますように、と願うばかりです。

ABOUT ME
ねねやん
旅バカねねやんです。三度の飯も旅も好き。大学時代からバックパッカーデビューし、何十年うろうろしています。新しい土地、文化、異なる言語や習慣の人々に出会うのが大好き。生来の忘れん坊で、旅行に行った後に記憶を80%ほど無くしますw 都合のいい健忘症を発症してしまうため老後の楽しみ用、自分の忘れんぼ用、そして誰かの参考になったらいいなぐらいに書いています。炭水化物と甘いものがすき