トンブクトゥでの宿は
ホテル ブクトゥ
11750CFA=(1泊約 2350円)
ロビーでオランダ人ツアー客にであう。
1年半かけて世界旅行をしているんだそうだ。
うらやましいなあ。
で、一服してから町の散策にでかけた。
トンブクトゥは、ニジェール川の中流域にあって
砂漠の民 トアレグ族の街です。
黄金郷として知られている世界遺産でもあります。
ABBA(アバ)という青年がいつのまにかガイドにきていた。
あきらめて、流れに流されることにした。
そりゃあ、仕事ないよなあ・・・そのガッツに感服や。
モスクをまわり。市場の上のカフェにいく。
市場から眺めた町は、サーモンピンクの夕暮れで
それはそれは美しかった。
ホテル ブクトゥの
部屋に帰って 長旅の疲れをいやそうとしたら
また変キャラ登場!
今度は、ラスタマン!!!レゲエとともにまた現地青年が現れる。
ラリっているのか、なんなのか? ふにゃふにゃしている。
ただ、超陽気なので喋ってていて楽しい。
「俺、ハマダっていうんだ!」
と偶然にもめっちゃ覚えやすい名前だった!
マリ人なのにハマダなんやな。
「おお、浜田くんね!覚えちゃったよ」と意気統合♪
色々しょうもないギャグを2人でいいながらひとしきり遊んだ後
そろそろ部屋に帰ろうと
「じゃ、ハマダ、またね!」って席をたつと
ぼんっ!!!!!!
と停電! ひえーーーー!
「おお、これぞ僕のハマダパワーだ!」
とケラケラ笑っていた。
….絶対、何かを吸ってるよね、君(苦笑)
そんなご陽気なハマダ君は
「ねねやん、もし、君がまたマリにくることがあったなら
次は、『雪』をもってきてくれないか?
ぼくは、まだ雪をみたことがない。それをさわってみて、飲んでみたいんだ!」
「飲む?????」と聞き直した。
「そう!天からふってきたものが、溶けて、水になるんだよ! すごくないか?
素敵じゃないか?だからのんでみたいんだ!」
そうか、なるほどな、私にはこういう感覚がなくなってきたな、とおもった。
私だって子供のころはおもっていたのに。
そしてハマダはつけ加えた。
「あとね、花。春がきたら花が咲くでしょ? 花の香りをかぎたいんだ。
思いっきり、いっぱいの花を嗅ぎたい」
ああ。そうだね。
トンブクトゥには花がないね。マリ自体、すごく茶色い国だけど このトンブクトゥは特に緑がない。きっとこの、砂だらけの茶色い町に花があったなら それはそれは、美しいだろうな。
次、くるときがあったら絶対もってきてあげるね、と言った。検疫で引っかかるから100%もってこれないし、そしてマリにもうこれないこともハマダはしっているだろうけれど。
その夜、砂漠でパーティがある、と誘われた。いつもの私なら絶対にいくのだが。カラダが悲鳴をあげていたので却下。残念・・・(まあ、ちょっと怖かったのもあるけれど)
ちなみにここで食べたのかどうかは忘れたけれど、マリでの夕食の一コマ。
こういう、肉!ポテト!パン!みたいなのがよく出てきます。あと
トマトソーススパゲッティ。スパゲッティは絶対なぜか太麺。
10日間くらいずっとトマトパスタと肉とポテトを食べていた気がします・・