この日はグルジア軍道を通って、カズベキへ。
カズベキは、ジョージアに来たら絶対に外せない景勝地。
首都トビリシから北へ150kmの場所。むしろロシアに近いくらいの場所なのです。
プーシキン10ホステルのスタッフに教えてもらった
乗り合いタクシー待合場所に行って(DIBU..ディドベなんちゃら駅。忘れた)
、カズベキに行く人たちを募ります。
結局、ポーランド人のナターリアさん2名 とイギリスから来たYoshieさん
と一緒に3時間かけて車で向かうことに!(1人18ラリで決着。900円ぐらい)
小さめの古い乗用車に五人乗るので結構ぎゅうぎゅう。ってか私が大きいからさらにぎゅうぎゅうw 私たちを乗せた車はカズベキへの軍用道をひた走ります。
ちょっとづつ、山が見えて来ました。
すごい綺麗!!! ここまでくると万年雪が積もっています。
標高5000mを超えるカズベキの山々。
まるでスイスのよう(ジョーシアらしい、というべきなのでしょうけど語彙が足りません)
ちょっと休憩しながら上がります。テンション上がるー!
カズベキの中心部に降ろされ、メインのビューポイントに行くにはさらに車を手配して乗り継がないといけないのだけれど、一旦私たちは宿に行くことにしました。
宿泊はネットで見つけていた「Ira & dato 」
口コミで「この値段でこんなお料理が出るなんて!」
「最高に料理が美味しい」と
すごく評判がいいので行ってみたかった。
ただ、地図がない。
カズベキ村に行ったらわかるのか????
と思いきや、誰もシナライ・・・
え・・・・
ふわっとした住所を元に、一軒一軒番地を見ながらいく。
これかな?と思っても違う。
誰に聞いてもわからない。
歩いて、歩いて
聞いて、聞いて。
やっとこさ。歩いてやっとこさ見つけて到着。
待って、ちょっと、廃墟?
って感じな外観。
う。。。。。。
ジョージアでは驚かなくなって来ました。
中は綺麗でも外がすごい。
それにしても・・・・うーん。(窓の外が美しいのが救い)
水シャワーは年寄りにこたえるのぅw
いやあね。バックパッカーの宿ってまあ、そんなもんなんですけどね。
だから別に設備とか最低限でいいと思ってるんですけどね。もうシニアなので水シャワーはきついわけですよ。
でイラの家は45ラリ。1泊食事付き 1人 2.000円
チーズ
チーズ入りラビオリ的な
ポテト(ちょっとべっちょり)
カズベキ寒い・・・なのに水シャワー。
お湯はない。みんなが絶賛していた食事は
冷たいし、油は古いし、パンは硬い。
何より中心部より遠くてめちゃくちゃ歩く。
なので、シニアの皆さん、バックパック担いでくると30分ぐらい歩くので
もうちょっとアクセスがいい場所にたくさん宿あるので
そっちでもいいかも、です!
↑ めっちゃ家感ww
宿の旦那さんの兄弟という人が
カズベキ山まで車を出しているのというのでツアーで行くことに。
なんかすごいええ車やなw
1人あたり 登山 50ラリ+追加15ラリ(3,000円)をお支払いしました。
この山なんですけど、この車で正解で。ものっすごい急勾配をぐんぐんとパワーで上がって行くのです。すごい角度で傾くので生きた心地がしなかった・・・
で、やっとの思いで カズベキの村の山頂にある
ツミンダ・サメバ教会に到着!
緑!万年雪の山々、そしてツミンダ・サメバ教会のコントラスト!
なんて幻想的! 何せここは標高2170m!!!!
ちなみにここは徒歩で登ってくる人も多いんだとか。私は1ミリもそんなことはかんえませんでした。はい。時間と労力はお金で買いたい年頃ですw
そこは…三菱デリカ村
この山頂で「あれ???」と思ったことが1つ。
それが・・・右を見ても左を見ても、車が全て「三菱」。
それも車種が「デリカ」1択なのです。
これも。
これも。
で、どんどんと山頂にお客さんを乗せた車が到着するんですが
どれもこれも
三菱デリカ!!!!
デリカデリカデリカデリカ・・・!!!
これ、三菱のデリカ開発者が見たら泣くやつやん!!!
カズベキは自然のデリカ展示場じゃ!
何せですね、たくさん人を乗せれて馬力があって、山道を走れて修理しやすい丈夫な車ってことでデリカ一択だそう。カズベキ村の人口を聞いたんですけど、なぜか人口よりデリカの台数の方が多かったです。おかしくない???(笑)
でもなんだか日本人としてめちゃくちゃ嬉しかったです。
三菱社員の代わりに私たちが嬉しくなりました。
美しい山山も見れてよかったーー!!!
お小遣い帳
帰りのマトリューシュカ 10ラリ(500円)
茹ですぎパスタ 14ラリ(700円)
(物価参考 バナナ 0.6ラリ
アイスクリーム2ラリ トマト2ラリ)
2つの目玉焼きハチャプリ 7ラリ(350円)