アゼルバイジャン

未知なる国アゼルバイジャンへ①

行ってきました!アゼルバイジャン!

ごっつい名前とは裏腹に

とても美しい国でした。アゼルバイジャン。

よくみんなに「なんでそこを選んだん?」と聞かれました。

そうですよね・・・。

友人「何があるん?」

私「・・・さあ???」

友人「えっ? (そんなんで行くの?)」

私「えっ?(え?あかん?)」

そんな感じです。

ちなみに全く知らなかったかというとそうでもなく

「第二のドバイになる成長都市」

「高層ビルがバンバン立ち並ぼうとしている町」

と、いうことは知っていました。

google先生で検索したら、すごかった。。。
まるで近未来の都市です。(ぜひググってください)

みたいやん。すっごい・・なんて言うか・・・

変というか・・・面白いというか!
お金使ってますね!

勢いあって、好きだ!やりたい放題だ!

バクー油田に始まる オイルマネーって言うんでしょうか。

カスピ海の石油開発によって世界中から資本が集まり

急速に発展した国なんだそう。

どうせなら・・・みたいな・・・。

特典航空券の行き先が中東でないとダメで

アゼルバイジャンがあったので、もうここでいい!

興味あったし!と決めちゃいました。

「私アゼルバイジャン行ってくるわヾ(・∀・。)ノ」というと

「あ、私も行こうかな」と乗ってくれた旅のバディ
ラクちゃんと一緒に行くことに決定!
(フットワーク軽くありがとう!)

もう1つの理由が

旅好きな私ですが自営業をしているため、夏の休暇は
閑散期である6月と決めています。
で、その頃というと結構な確率でラマダンがあるんですけど

去年、イランのラマダンで懲りた私は
「できるだけラマダンの影響が少ないところを」

と選びました。

それもアゼルバイジャンを選んだ1つの理由でもあります。

旧ソ連に支配されていたイスラムの国は、
その時にいったんは棄教させられているので

絶対ハラールじゃないと、とか、絶対に髪の毛を隠す、
とかアルコールはダメ、とか そういう制限に厳しくない。

これはナイス(ノ´▽`)ノオオオオッ♪n

そして関空からドイツのフランクフルト、トルコで乗りついて
いざ、アゼルバイジャンへ!(UAマイルです)

そんな飛行機の中でふと、
とても今更な感じで頭をよぎったのは

ビザVISA.

あれ・・・ビザっていらんかったっけ???…
え。。。。あれ・・・どうやった。。かな????

調べたと思ったんだけど
すぐに忘れてしまうため
ちゃんと調べたのか調べたことを忘れたのか
忘れてしまうお年頃です。

慌てて飛行機のコンパートメントからガイドブックを
取り出し
ほぼ機内で買ったばかりのガイドブックを
開いてみる(この時点で初見ww)

すると恐ろしい一言が。

「ビザ必要」

アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!

ヒーーーー!!!! 
え?え?ほんま???

「ビザ必要。他の中東諸国のようなアライバルビザはなく
厳格。ただ、審査は厳しくなく1週間でーーーどーちゃらこーちゃら」

滝汗。。。。。。。。レ(゚∀゚;)ヘ=З=З=З

レ(゚∀゚;)ヘ=З=З=З まずい。

ただ、ただ、まずい。

わ。。。私どうするん。

実は私、昔にビザなしで到着してしまったことが
1度あり、めっちゃ怒られたことがある。
(中東の国)
ただ、それはトランジットだったので如何にかこうにか
なったんだけれど

今回はちゃんと”入国”だ・・・

バカ。
バカバカ。

雑な私のバカ!

ガイドブックを買ったくせに
なぜ飛行機で初見なんだよ!

で、なんでこんな致命的なミスを
人生で2回もするんだよ!

しかし・・・
バックアップの最悪の時のプランを考える。

私・・・depotee(強制送還)され、トルコまで戻される。
トルコの空港で過ごして、
バクー空港で待ち合わせをしている相棒女子ゴーラクには
申し訳ないが、2日ほど自分で過ごしてもらって
で、アゼルバイジャンの次に行くジョージアに先回りして
待ち構えるww
多分、これが良い。絶対ビザは間に合わない….

しかし。。。ゴーラクちゃんは私の一回り年下の女子
なおかつ、今回が
1人旅が初めて

_| ̄|○  マジスマン・・

・・・・・不安だよねえ。英語も喋れない
って言ってたなあ。それもハワイとかではない
アゼルバイジャンでさ、それも寝台列車で隣の国まで
これるかなあ・・

・・・・滝汗。いや、無理だろ。


空港に降り立った私。

到着してとりあえずビザコーナーに行ってみる。

「あの・・あのう・・・アライバルビザを・・・」

と言ってみる。

ああ、絶対激昂するんだよね。はあ?とか言うんだよね。
インドのイミグレでビザ持っていないビジネスマンが
どれだけ商談があるって泣きついても「はあ?今度こいや」と
あっさり戻されてた感じを思い出し・・・・
足が震えてたんだけど

「はい!わかりました!
そして、日本人は無料でーす!」

と、なんならスマイル一丁!

え?depoteeではないの?ほんま???

おまけに、ビザをどこの国よりも早く5分でくれた。

はやっ!!!!

アライバル、取れた!なおかつ無料!
(なんでや?円借款があるんか?)

どうもこの1年で、日本人は無料でアライバルビザを
発行する、ということになったらしくて
私が持っていたガイドブックが古い情報だったのだ。
(アマゾンの、それもusedを買っていたためw)

だから私が雑に一度調べて「いらないや」と思ったのは
その情報をどこかで見たんだろう。

・・・・・ドキドキした・・・・
ゴーラクになんて言おうかと思ったよ・・・・
なんせ、初の女子一人旅を本当の一人にしないでよかった!!!
神様、ありがとう!


ドキドキしながら到着した
首都バクーの
ヘイダルアリエフ空港はとーっても美しくて


ゲートを出たら

のんびりと休んでいたゴーラク。
よかった・・・ホッとした(不安で泣いてるかと笑)

それにして長旅だったので

お互いのグッドジョブをたたえつつ

長距離便はシニアには堪えるなあ、と

早速カフェへ。

アーーーーー。やっぱり年齢には年齢に応じた旅がある。

早くビジネスに乗れるようになりたい!

街並みがヨーロッパな首都バクー

空港から市内へ。

本当は空港バスがあって、とっても安いのですが、(エアポートバス 1.5マナト =100円ちょっと)
シニアな私のために(ゴーラクは若いです)
コーヒーをチンタラ飲んでいたせいで

バスに乗り遅れ、タクシーに乗ることになりました。
シニアはもう、スーツケースを持って路線バスには乗れないとです。
時間と労力はカネで買いたいww

なんかクラシックで可愛いですよねえ。
空港からホステルに近い駅、Icheri sheher駅まで
アゼルバイジャンマナトで25マナト。(1マナト=約65円)

おじちゃんの運転はゆっくりで
安全運転なのか、ボラれているのか不明ですが

命より惜しいものはないので、全然払います。うちら。
車内は広々していて、シニアには嬉しい限り.


道は広くて美しく 車もそんなに通ってません。


クラシカルで重厚感あふれる街並みです。
アゼルバイジャンのイメージがどんどんと書き換えられていきます。

そうこうしていると

「はい、ここで」
全く不明な場所で降ろされた。


ホステルに近いはずが・・・・わからない。

・・・・ここ、どこなんやろう・・・

このときgoogle mapをダウンロードしていなかったせいで
全く方向がわからなくなり
めっちゃ歩くハメになってしまった。

ただ、街並みはとても綺麗で
見ているだけで楽しい。

初めての街は、迷うことすら楽しい!

街並みはヨーロッパにいるかのような建築。

 

ゴミも落ちていない!

と、いうか清掃員が回っていてとても綺麗。


しかし。。。。 あれ・・・???

歩いていると、なくなって行く道ww

見えますか?

「道なくなるーーー!」の叫ぶの図w

あ、でも..もしかしてこれってアゼルバイジャン F-1 のためにやろか???
(今頃写真見て気がつきましたが)

 

ちなみに私たちが訪れた1ヶ月後にF-1が開催されてまして
観客席の立て込みなどもありましたよ

この距離感すごくないですか?
こんなの下手したら飛んでくる気します。

これ、普通の通勤路に使う地下鉄の横を、F-1が走るわけです。

ネット1枚ですよ。だいぶ怖いです・・・でも

見て見たい・・・この美しい町での爆走を見て見たい

すごく悪趣味なデコの建物も。

 

そんなこんなでやっと辿り着いたホステル

baku Home Hostel。

1泊900円くらい。安っ!その上清潔!そして
めっちゃ広い。(でもトイレとシャワーは取り合いだけど)
この値段だったら十分!最高でした。

ただ、めっちゃ暑かったんだけどクーラーは壊れてた。
仕方ないね・・・

それにしても水道などの水回り関係含めて
作りがめっちゃちゃちいのが木になる。
水栓もガタガタだし、タオルをかけているハンガーすら
根元から落ちる。
シャワーのドアも、ちゃんと閉まらないし、
開かないw

なのに、なのに
こんなのを建てちゃったりする。

不思議な国だ。。。。

誰もいなかったので貸切なのはとてもラッキーでした。

Baku home hostel
Media  Huseyn street  AZ1003 バクー
ドミ1泊 15AZN (986円)

 

 

ABOUT ME
ねねやん
旅バカねねやんです。三度の飯も旅も好き。大学時代からバックパッカーデビューし、何十年うろうろしています。新しい土地、文化、異なる言語や習慣の人々に出会うのが大好き。生来の忘れん坊で、旅行に行った後に記憶を80%ほど無くしますw 都合のいい健忘症を発症してしまうため老後の楽しみ用、自分の忘れんぼ用、そして誰かの参考になったらいいなぐらいに書いています。炭水化物と甘いものがすき