今日の出発は2時に決定。たまにはカラダをやすめないとね、です。
散歩をしながら朝食をたべにいく。Moptiはさすが港で栄えた町だけあって
ニジェール川のむもとで漁からあがった魚がどんどんとセリにかけられてゆく。
そんな活気ある風景をみながら屋台に座る。オーダーはカフェオレと、たきこみご飯(トマトソース)。カフェオレは、すっごく甘くなるので調節が必要。
2時にもまたドライバーのマンディがきてくれて、お決まりの音楽をかけながらすすむ。
そんときヤマさんがが「自分達のバンドがジャマイカで収録した曲」
のテープをだしてきて、かけた。むぅーーーーー。なぜジャマイカにて、収録なのだろう。やっぱり広告代理店の遊びはケタがちがうのう。
世界遺産のジェンネ
ジェンネに到着して、ホテルにチェックイン。そしたら日本人女子3人組が!おなじ旅行会社をつかっているらしいが車が彼女達のほうがよい。くそう。しかし、ドライバーはこっちのほうがカッコいいんで許す。(マンディかっこいい💌)
さて、世界遺産 ジェンネ。
ジェンネの町は、世界遺産になっていてラピュタの城のモデルにもなったといわれているところです。
泥でできたモスクは、建造物しても本当に興味深いです。(これが見たくて来ました)
1907年再建。アフリカの交易都市ジェンネで、この地域を収める王がイスラム教への改宗を機に建設したのだそうです。
戦乱で破壊されたものの、20世紀初頭に再建されたとか。
ジェンネは月曜の朝市が有名なのですが、本日は日曜日。
せっかくなので夕暮れのジェンネをみたくてくりだしました。
1988年にユネスコの世界遺産に認定されたこのジェンネの象徴的なモスク。ニジェール川が運んできた泥を原料にして、日干し煉瓦を積み上げて、さらに泥で仕上げられています。
もちろん、乾いた土地とはいえ、まるっきり雨が降らないわけではないと思うので、雨で浸食されて建物が痛むんじゃないのかな???それはどうするの???と思って聞いてみたら「え?そりゃまた泥を塗るだけだよ。簡単だろ?」ってガイドに言われた。そりゃそーだー!(ちなみに毎年、補修作業を地域住民が総出でやっているのだそうです)
めちゃくちゃ絵になる泥のモスク。ちなみに、モスクの前にはシュラフというか、ゴザを引いてすでに就寝準備にかかっている人たちがいたんですよ。え????これって。。。よくある公園でテントで寝る系の?と思ったら・・・明日の月曜市のために遠方からきた出店者が寝ているだけだそう。 ほおおおおおお。
いわゆる場所取り兼、泊まり代を浮かせたいってやつですね。(マラリアには気をつけてー)
街は迷路のようで。夕暮れの路地裏からは夕ご飯の支度の匂いがした。
子供達のきゃっきゃいう楽しそうな声もよく、すごく幸せな気持ちになった。
あるお家の屋根に昇らせてもらうと。
遠くに、モスクがみえて。
夕日が真っ赤に沈んでいく中に、
モスクがうかんでいて。
それはそれはうつくしい光景だった。
なんて美しいんだろう。そう。私はこの光景が見たかったんだよ・・・・
と思っていたら知らないおっちゃんがいて「一緒に写真撮ろうぜ」となった。
記念にパチリ。基本的にみんなええ人!
ジェンネの朝市
さて、翌日。朝早くから人は動き出した。
真っ暗闇に、モスクの姿が浮かび上がる。残念ながら当時私が持っていたカメラではこれは映らなかった。通りの人達も、月曜市のために遠方からきた人達も、かなりの人が結局、路地でねている。すごいなあ。このパワー。野宿中の野宿だよねえ。
一番初めにあいた店でコーヒーを飲む。横でたこやきをうっていたので購入。
黒ビニールにいれてもらっていると
子供が「カド、カド(金)」
といってきた。金は渡したくないので、代わりにたこやきをあげた。すっごい喜んだ。
そしたら次々と子供達がやってきて。1パックでは人数分足りなくて、1つのたこやきを半分こにしてあげていった。
「merci!」という子供達が本当にかわいい。
お腹すいてるんだよなあ。もっと買ってあげたい。でもそれが癖になってもいけないし、どうしたものかと思いつつ、最終的な結論はお腹を空いている子にはあげればいいんだと思う頃にはいなかった。
モスクの空が白んでいくのをみつめる。アフリカの交易地はやっぱりすごいよ。
月曜市はというと・・・
何百ものお店は日曜品あり。
馬あり。
牛あり。
各地から遠路はるばる、この曜日のために人が集まる。
ジェンネはニジェール川の支流であるバニ川のそばにあって
その昔は(今もらしいのですが)氾濫し、
その氾濫あとがくっきりとのこる、
大変なんだけど、すがすがしい町。(なんだろう、この爽快感は・・・)
つまり、牛 on SALE なわけですから、そこら中にいるわけですよ。
イコール家畜臭がするので
あまり長居ができなかったりするわけで。
ただ、本当にみんなの活気たるや、すごい。
そんな市の開催中、どうしてもいきたかったモスクに立ち寄る。
イスラム教信者以外は入れないと聞いていたけれど、
裏口から外観の写真を撮っていると「入る???」と聞かれる。
「え?いいの???」
と聞くと
「うん、祈りのところはダメだけど他のところはいいよー」
と上がらせてくださった。ありがとうございます。
ひんやりとした、砂のモスクは
ちょっと暗くて。
照りつけるようなマリの日差しから
守ってくれるシェルターだとおもった。
ここから下の朝市を見下ろせます。
なんて洒落てるんだ!!!
本当にマリの人ってセンスがいいなあ!と
ジェンネの路地裏をまたぶらぶらしていた。
わざと路地裏の狭い道にはいってみる。すると
途中、色とりどりの服をきた、華やかな女性達に遭遇!
wedding のhen partyらしい。
「おいで!はいってきて、踊りなさい♬」そんなハッピーな場所にはぜひお邪魔したい!と女性陣の中に入れていただきました。
そんなジェスチャーをうけ、もちろん、大和魂ねねやんは
おどりました!(恥ずかしいですが)
そして、スペシャルおまけでドリフのヒゲダンスを披露。 超よろこんでもらえたわ♪
一緒に写真とっていい?ときいたけど
やっぱりだめだった。恥ずかしいってさ。
おばちゃんたちに、ごほうびの豆をもらいその豆をたべならがら街あるき。
マリの人、優しいなあ。そしてとてもいい国でした。また治安が落ち着いたらいってみたい国の1つです。