中国

中国へ。東チベット&貴陽の旅

どうしても東チベットに行きたかった頃のお話です。

2019年の梅雨。仕事の閑散期を見計らって
行ってきました3週間(どれだけ..)!

今って航空券が本当に安いんですよね。
なんと3週間で3万円強!これ税金込みなので
実際の航空運賃は2万円ほど。
ありがたいことこの上ないけど
どーなってんだ。おかしいだろw

私が東チベットに行きたいな。。と思ったのは
元はここに行きたかったからなのです。
「ラルンガルゴンパ」

実は1枚の写真を見てから、だったのですが
もうその写真がないのでとりあえずの
ググって見ました写真です。(興味ある方は
ぜひ!素晴らしい写真を皆さんあげてらっしゃいます)

ここは四川省西部にある僧侶の町。
かつては1万人ほどの僧侶が学んでいた佛学院があり
ます。

調べてみると2017年からは
外国人は立ち入り禁止になっているとのこと。

それでも猛者たちが訪れようとしているのが
ネットでも見受けられたのですが下手すると公安に
捕まるんだそうです。これ怖すぎるやろw

私は危険を冒してまでは行きたいくないので
(みたいところではあるけれど)
今なら「まだ」訪れることができるらしい
同じような尼さんの町「アチェンガルゴンパ」
に行こう!と決めました。

アチェンガルゴンパはこんな感じ(ググってみました)

そそられるー!行きたいー!

一度決めたらテコでも動かない私。
しかしいろんな物理的な障害が出てきました。。。

めっちゃ時間がかかる経路

調べていくと、この東チベットと呼ばれる
これからの場所(カム地方)なかなかの山の中なのですよ。

基本的に四川省の省都である成都(パンダで有名♪)
からバスで20時間ほどかけていく….

もしくは

地方空港に着陸し、バス移動、という2チョイス。

しかし、一番最寄りの
康定(カンディン)空港は海抜4290mにあり、
確実に酸素薄いやつ・・・・

ペルーで海抜3000mで高山病になった私は
確実に発症するパターンで絶対にやられるパターンw

危なすぎる….

SNSの力を駆使して、すでにこの地域に行った人
から話を聞くと「絶対無理するな」「やめろ」
「確実にバスで体を慣らして方がいい」とアドバイスが。

ので、海抜500mの成都から、ゆっくり
体をならしながらいくことにしました。

すごくざっくりとした(適当な)地図ですが
黄色の星マークの成都から赤い町を巡る予定。

そしてもう1つの問題が。。。

加齢に伴う「さみしい病&心臓の◯◯w」

これですよ、これ。
「さみしい病」ですよw

昔は一人旅が大好きだったのですが

最近は年をとったのか
気楽な一人旅も未だに好きなのですが
(自分で時間も行く場所も決めれるし)

でも、同じくらい
一緒にご飯を食べたり、おもしろいことを
その場で面白いねえ!と
共有できる相手が欲しいなあと!
(私も年をとりましたw)

ただ。。。。
中国の中でも、とても行きにくい
東チベットに誰が一緒に行ってくれるんだろう。

一番休みが融通がきく、なおかつ乗ってくれそうな
友達に聞いてみたら
「え?興味ないww」の一言でスルーされ撃沈w
そのあとコンマ1秒くらいで
「あ、違う場所ならいくわ!◯◯どう?」と
違う場所をプレゼンされてしまった。

だよなあ。なんせバスで悪路を
何十時間も行く行程。自営ならともかく
リーマンはきつい。

ということで某旅行関係のサイトで
「東チベット行く人募集!」と投稿してみたのです。
(我ながら軽いw)

そしたら。。。あっさりオファーがきたのです
(さらに軽いww)

連絡してみたら ものっすごくさっぱりした女子。
(ハルカさん/仮名)
年下で、すごく感じがいいし、渡航時期もぴったり。
「行っちゃいますか?」
「行っちゃいましょう!」

電話で話すこともなく現地集合にしましょうかー
的な話になった。

さあ、航空券を取ろうか?
と、実際の段取りに入った時に
私はもう1つの障害を忘れていたのです。。

それは

「不整脈」

この頃私は「不整脈」に怯えていたのです。
(今は全くありません)

不整脈にもブームがあるのか
ちょうど、このころは テレビを見ていたら
「ドク!ドク!ドク!」と、たまに
出てきていました。

全く痛くも苦しくもないけど
なんとなくドクドクする感じ。

怖い怖い怖い。

<不整脈 + 標高高いチベット ?>

いやいや、
ちょっと怖いやろ。
そして、まさか全く見ず知らずの人と旅に行くのに
急に私が心筋梗塞とかで倒れたら
申し訳なさすぎる。
旅先で友達が倒れても怖いのに
あったばかりの人が倒れたら。。。

私なら嫌すぎる。

「ハルカさん… すみません、2週間だけ、
待ってもらえませんか?最近、不整脈があり
旅行に行ってご迷惑にならないかどうか検査してきます」

ハルカさんは快諾してくれたので
そそくさと地元の大病院に行ってみる。

不整脈が気になる旨を伝えて検査をして
キットのようなものを渡され、
何日か測ってみることに。

結果を見た先生は

『ふーん。これだけなってたら、
そりゃあ、気になるわなあ・・・・
ま、でも。。。。、大丈夫でしょ!」

大丈夫なんかい!

「先生ー。私、高度が高いところに行くんですがあ、
本当に大丈夫ですか?」

「はい!大丈夫!」

と、ぴしゃりと言われる。ガラガラ閉店並みに
大丈夫と言われた。ええのか。。。ええんだね?

やったー!!!!!東チベットー♪

と思ってハルカさんに報告をした。

「航空券、とりましょう!不整脈のチェック
大丈夫でしたー。問題ないらしいです。楽しみましょう!」

とルンルンでメールをする。

すると…びっくりする文面が返ってきたのです。

「良かったですね!
気になるのはわかります。
実は、私、元救命の看護師です。だから
不整脈の怖さはわかっているつもりです。
何事もなくて良かったです」

というような内容のメールが!

看護師!(゚д゚ノ)ノ ! 神業的なタイミング!

これは。。。神様が「行っておいで!」と
言ってくれているに違いない!

と勝手な確信に変わったのです。。。。

看護師さんなら、万が一 私が倒れても
びっくりすることはない。
そして万が一、死んだとしても
素人よりは絶対に動揺しないはず。

ちょっと、ホッとした・・・・

と、いうことで東チベット旅の始まり♪
激辛料理の四川は成都にまずは旅たちますー。

ABOUT ME
ねねやん
旅バカねねやんです。三度の飯も旅も好き。大学時代からバックパッカーデビューし、何十年うろうろしています。新しい土地、文化、異なる言語や習慣の人々に出会うのが大好き。生来の忘れん坊で、旅行に行った後に記憶を80%ほど無くしますw 都合のいい健忘症を発症してしまうため老後の楽しみ用、自分の忘れんぼ用、そして誰かの参考になったらいいなぐらいに書いています。炭水化物と甘いものがすき