2006年3月15日
マリの首都 バマコの朝。初日。
あまりにも暑くて、寝苦しくて早く起きてしまった。
日本人サラリーマンのヤマさんも同じく寝苦しかったようで、庭でコーヒーを飲んでいた。
Tさんと今後のことも考えて両替に行こうと歩き出すが 思いの外遠くて (この頃は地図しかなく、地図も目印になる建物が少ないからか縮尺がとても変なので す) タクシーに乗ってECO BANKという銀行へ。
ライフル銃を構えた警備員がとても物々しく感じる。アフリカでは大事なことなんだろうなあ…
1ユーロ=655CFA (セーファーフラン)で両替を.11万円相当をどーんと両替。
さあ、国内線の航空券を買いに行こう! と移動する。が….
Air Mali ….無くなっていた! ↓
Air France ….閉まってた! がああん!
ので、旅行代理店 Tram Travelへ。
Bamako- Tombukutuのフライトを聞くと週2便しかないと。
…..間に合わない。それじゃあ、何も見れない。
私の、私たちの限られた時間が・・・・!!!!
(マリも広いんだよー)
とりあえず、宿に帰ってランチを食べていると支配人「ボクン」さんが帰ってきて 自分の知り合いの旅行会社に連絡を取ってくれた。 (Satimbre Travel ) そして四駆のチャーターでtombukutuまで行ってくれることになったのだ。
2人で220,000CFA. 1人あたり2万円。
高いけれど、ここはお互いリーマン稼業なので時間をお金で買う!
で、全てのスケジュールが決まった!!!明日から動ける。一安心!と思って
昼ご飯に、中華を食べに行く。やっぱり世界中どこいってもウマいのは中華だなあ。ちょっとホッとした。ビールで乾杯!!!
その後
ヤマさんは年なので昼寝をするといいだした。
(↑めっちゃ失礼。でも当時20代だった頃の私の日記には
こう書いてある。どうもTさんは50歳のようだ。なるほど・・確かに)
私は暇だったので その間に「旅人ノート」に書いてあった近所の床屋さんへ!
宿 Lafia(ラフィア)がある道。
歩いて5分くらいの床屋さんにいってみた。
「こんにちわーーーーー」
といくと、誰もいない・・・。
まじで?とおもってたら。
床に、べったり、死んだように倒れている女性2人 発見!
どうも、これ、冷たい床を活用した昼寝だんだそうだ。
「あ….あのーーー」と声をかけると
ねーちゃん2人が、変な東洋人みてあわてて、ゆかから飛び起きた!
え、こいつ誰?ってか外人やし!やばい!!!と
英語を喋れる人を探しに行ってしまった。
あのー。私は一体どうしましょう・・・・
3分ぐらいして。
アメリカ映画で絶対、チンピラ役になりそうな
勉強きらいそうで、性格よさそうな陽気なにいちゃんが登場!
すっごい適当な英語でどんどん訳してくれる。
「えっとねー。ごっつい、あみあみ、したいんだよねー」
ねーちゃんたち、つかさずカタログをもってくる。
おもろすぎ!
シンプソンズのマーサもまっさおだな、こりゃ!
カタログを撮影しておけばよかったよ!
「私、あなたと同じような髪の毛にしたいんだけど」と言ったら
お姉さん方が一瞬 止まり
ジェスチャーで
「2時間くらい、かかるよ」
とゆってくる。
時間はたっぷりあるから、ええねん、と、うなずくと
すぐさま、ねーちゃんたち取りかかる!
そうと決まったら、任せろ!!!的な感じで!
エクステがでてきて、
編む!編む!編む!
早い!
そして・・・
なぜか人が増え、三人がかりであみ、あみ、編み・・・・
すっごい手が早い。この人たち、日本に来たらめっちゃ稼げるんやろうな・・・
と思いつつ、見てる間に
できました!!!!
このねーちゃんたちを日本につぃれていきたいよー。
すごすぎる!
でお題。なんとエクステ込みで10008CFA!(約2,000円)
やす!!!!!!
すんばらしい出来だった。ありがとう!
大満足!
結局 バマコに帰って来た日にも(帰国前に)もう一度行きました。
細かいブレード+シャンプーで 12500CFA(2500円) やす!!!
そしてこういうのがすっごく楽しかったです。
すっごいいい思い出になったYO!