肇興の朝。
昨晩のちょっとだけ降った雨が嘘のように
晴れていました。
昨晩、散歩の際に 繋がれている豚に遭遇。
とても大きな豚で、とても綺麗に洗われていたので
「ああ、豚はペットになり得るな。可愛いな」
と思っていたのです。
しかし この豚ちゃんは今朝、すでにお祭りのごちそうとしてさばかれていました。なんか近親間ゆえショック。
こやつも。
ちょっと切ないです。
それにしても、なんてフォトジェニックな村だろう。
そして、フツーに受け入れてくれて
フツーに居させてもらって ありがとう。
路地を迷いながら歩くのが楽しくて仕方ありません。
朝ごはんを探していたら牛肉粉の店があり
入って見たら 出汁が効いていて美味しい。
今まで食べた牛肉粉の中でベストかも。
このビジュアル、前にも見たことあるな・・・
このあげたピーナッツの合わせ方がいいなー。
香ばしいし歯ごたえもいい。12元(約220円)
ちなみにこの村のちょっと先にはもう1つ村があり
マイクロバスでいけます。
この「堂安」ってところです。
ゆったり上がります。
小さなこの集落はさらにのどかで
男性が集まって団欒しています。
(てか女性はどこに?男性働けー!)
食いしん坊の私は 美味しそうなおこわを見つけ
いただきました!……
もち米美味しい。が…….味がない…….
これでは最後の肇興村のラストミールには
足りない…と ランチをさらにいただきに。
水煮肉片
これが絶品で美味しかった!紅焼茄子。
そして甘いものを食べたいと 3店舗目ハシゴ。
デザートは
この地域の名物、という侗家油茶(8元/150円)を
いただきました。
油茶….
ビジュアルはさっぱりしてそうだけどな・・・
と思ったら
炒ったもち米と米のブレンドに、お茶が注がれて
いる感じ。懐かしい味!(なんか昔、こういうのを
日本でも食べたきがする・・・・幼少期)
中にやはりナッツが入っていたりします。
このお店では甘いの?甘くないの?と聞かれたので
選べるんだな。
ちなみに、私はてっきり、日本のお茶漬けのように先にこの炒り米に
お茶がかかっているのだと思ったら
もち米を石臼で挽いて、こねたあと、椿油であげたあられを
ナッツや団子など他の具材を入れ、茶葉や生姜など炒めて煮出したお湯を注ぐんだそうです。
もっと手間がかかってた!!!
それにしても やっぱりおばあちゃん家の味を思い出した。
場所は全く違っていても
取れる材料がほぼ一緒の場合、同じ思考回路に
なるんだなあ、と思う心と
やはり昔は随分と貧しかったんだろうなと
(収穫できるものが限られていたからバリエーションを
同じ材料から考えたんだろうなあ。
昔の日本も一緒だなあと思う心と。
ごちそうさまでした♪
村では観光バスが来ると、出迎えがあるようで私たちも散歩している時に遭遇。
可愛い女子の歌声を聞けて満足でした。(が、たまにめっちゃ無愛想。仕方ないか。ルーティーンだもんね)