中国

東チベットの旅10/オシャレと原風景と @理塘

鳥葬で衝撃を受けた理塘。

気分の高揚とは裏腹に私の弱っていた体に標高4000mは
辛かった。

宿泊していたポタラ・インの前にある食堂で
ご飯を食べるも、食欲の塊のような私が食欲がない。


おかゆを頼んで見た。おかゆ2元(約80円)

ハルカちゃんは元気で、隣にあるお風呂やさんで
シャワーを浴びてくるー。と元気にいってた。
昔の日本のように各家庭にシャワーなどない家だって多いから
シャワーやさんがあるのだろうな。


部屋に帰ってヨーグルトを食べる。
なぜか東チベットではヨーグルトが常温で売られている。
ええんだろうか。

牛乳のもあれば、ヤク?のヨーグルトもあり。
なんせ、軽く食べるのに助かりました。

食堂 そして オシャレカフェ

理塘は西の端っこにあるからきっと僻地に違いない、と思っていましたが
実はここにも開発の波が来ていました。


街の大通り。この照明が派手すぎて好きじゃない。

何かこの日は文化祭的なものがあったのか、街では
若い方々が民族衣装を着て踊りを披露していらっしゃいました。

すごい人だかり


子供が超かわいい

特別な催しだったらしく 街の人がとても楽しみに集まっていた。
(宿の人もいたw 教えてくれよ、と思ったが)


理塘の美しいお姉さんたち。
どこにいっても美しい人を見るとアガリマスね!

ただ、すごく日射が強く、近くのカフェに入ったんです。


このカフェです。すると、これがもう、オシャレで・・・・


おおおおぅ


まさか理塘にこんな場所があるとは!
テラス席からは先ほど踊りのあった広場が見えていて
僧侶たちがきて避暑をしながらのぞいています。

インテリアが素敵ー

暑くて ここは永遠にいたくなりました。


さて街の中にはお土産物屋さんや本屋さんがあり
観光客用と地元用が混在しています。

ちなみにこの近くに チベットの生活様式(と、いうよりカムパの文化を
と書いてあったのですが)を学べる博物館があり
(名前をまた忘れた)
展示物を見てて面白かったのがこれです。


これは何をしているかわかりますか?

単なる握手ではありません。


これはカムパの商人のビジネススタイルだそうで
袖の中で値段を相談している光景だそうです。
他の人に見えないように!
ホォォオおおおお、面白いなー。


これはとても良い考え!


ちなみに これは蔵医がどうやって病気を直しているか
の説明が。残念ながら体調悪くて読まず。

巴塘(バタン)料理を試してみました♪

かわいいママさん

 

食欲はなく 胃はもたれている。
が、脳は「新しいものを試してみたい」と叫んでいる。

体は欲していないが 頭は欲している。
(そんなことありませんか?)
ゆえに、ハルカちゃんと街をぶらつき
入ったのがこちらです。

雪域巴塘蔵餐/ snow covered Batting Tibetan restaurant 」

折角なのでチベット料理を、と選んだつもりが
厳密に言うと巴塘(バタン)料理と書いてありました。

巴塘は理塘から まだ西に行ったところです。



メニューも全く想像がつかない…. ので
隣の席のチベタンのおじさんが食べているものを指して
『あれ!」とオーダーしました。


ジャーン!!!

早速いただきました :)

う….うむ。

滋味深い味……

何だろう。
何だろう。


干しシイタケか、何か干したキノコ類だと
思うんだけど(もしかして乾燥松茸?)
そのスープ。それにパンが入っている。

味は・・・

味がしない!!!!

塩が足りないのか?何なのか?
なんか味がない!自然の味といえばそうなのだけど…
お湯???

あとで気になって調べて見ると、チベットの料理は
薄味なのだそうだ。

ナルホド……

ふと目を横にやると

ツアンパ(ザンパ)らしきものが・・・
ああ、これが噂の….


ちなみにこのパンとスープ、おいしかったです!

ごちそうさまでした♪


食後、理塘ゴンパや ダタイラマの生家に行って終了♪


内部は撮影禁止なのでありませんが、
一度でいいから法要に参加してみたいものです。

そして今回の旅であたらめて思ったこと。
中国語がわかれば、もっともっと いろんなことを
現地の人に聞けたのになあ!ということ。

google翻訳は中国では使えなかったので
違うwebアプリを使っていたものの、やっぱり不便。

少しづつ頑張りたいーーー(本当か?笑)

→次は隣の「貴州省」へ。少数民族を訪ねます。
https://crazykyoko.com/中国貴陽1/

*おまけ画像

理塘から成都までは直行バスで行きました。
なげえよ!な道のり。
そして理塘のバス停、とおっ!
早朝だからタクシーは捕まらないし。歩くには遠すぎるし。
みんな気をつけてね!(それにしても、どれだけ高いところにあるねん
このバスターミナル!山脈見えるし!)



ABOUT ME
ねねやん
旅バカねねやんです。三度の飯も旅も好き。大学時代からバックパッカーデビューし、何十年うろうろしています。新しい土地、文化、異なる言語や習慣の人々に出会うのが大好き。生来の忘れん坊で、旅行に行った後に記憶を80%ほど無くしますw 都合のいい健忘症を発症してしまうため老後の楽しみ用、自分の忘れんぼ用、そして誰かの参考になったらいいなぐらいに書いています。炭水化物と甘いものがすき